日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

日本離床離床学会 認定試験・資格

 
 

◆認定試験 受験スタイル

2021年1月11日(月・祝)10:00〜11:45 Web試験様式について

zoomとgoogle formを用いたWeb試験 となります。

※インターネット環境を使用し、Webカメラを通して試験を行います。

※PC、ネット環境、Webカメラ(カメラ内蔵のPCも可)を事前にご準備ください。
PCをお持ちでない場合でも、スマートフォンをカメラとして使用し、タブレット受験も可能です。

※試験前にzoom使用方法や受験に関するリハーサル日時を設定します。

試験受験時の様子(イメージ)

カメラを通して、顔が見えるようにしてください。

 

手元には、受験票、キーボード、マウス以外は置かないでください。

 

表示される問題にweb上で解答していきます。

※不正行為に対しては厳正に対処します。不正行為と疑われる不審な挙動がみられた場合は失格となります。

◆資格取得のメリット

離床アドバイザー・離床インストラクター共通のメリット

コース修了、試験合格者は各認定資格保持者として、認定証を授与いたします。

希望者は資格保持者として所属施設をホームページ上に公開いたします。


インストラクター認定者には、勉強会開催用の基礎スライドを授与いたします。

わかりやすいプレゼンテーションの行い方講座を個別指導付で受講できます。

◆更なるステップアップ

◆離床インストラクター・離床アドバイザーとは

 離床を図るうえで必要な知識・技術レベルを評価する認定制度です。
合格すると認定証が授与され「離床インストラクター」「離床アドバイザー」を名乗ることができます。

※資格を得るためには学会員であることが必要です。

資格紹介パンフレットが作成されました。ダウンロードはこちら

資格取得者在籍施設一覧表

◆Web認定試験願書申し込み方法

1)願書をダウンロードの上、必要事項を記載し日本離床学会事務局まで郵送またはメール添付にて受付を済ませてください。

願書送付先
【郵送の場合】
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-2-12-2
日本離床学会事務局 宛

【メールの場合】
メールアドレス:jsea@rishou.org
メールタイトル:認定試験願書
 ※メール送付の場合は、願書とは別に顔写真も必ず添付して送付ください。

2)受験料振り込み  願書送付後速やかに受験料を入金してください。
振込先 :三菱UFJ銀行 四谷支店 普通預金 0087724
講座名義:日本離床研究会
受験料 :プレアドバイザー   5,000円
     アドバイザー     10,000円
     インストラクター   10,000円(アドバイザー 取得者)
 ※振込手数料はご負担ください。
  一旦払い込まれた受験料は、原則として返還しません。
  出願期間を過ぎての入金は受付されません。

3)受験票の送付  受験票は入金確認後随時発送します。
 ※入金後、10日過ぎても受験票がお手元に届かない場合は、事務局までご連絡ください。

◆資格取得の流れ

離床プレアドバイザー

①筆記試験による認定

②レベル・病期別コースによる認定

※レベル・病期別コースについての詳細はこちら

離床アドバイザー

①離床アドバイザー習得コース修了による認定

②筆記試験による認定

離床インストラクター

※離床アドバイザー習得コース修了者は、離床インストラクター筆記試験20点が減免となります。

※離床インストラクター筆記試験合格は3年間有効となり、その間に実技試験を合格すれば、離床インストラクター認定となります。

【臨床力を伸ばす】離床学会 資格認定試験模擬問題

【問題】 72歳男性。脊椎圧迫骨折を受傷し、保存的加療にて入院中。入院3日目、鎮痛剤にて疼痛自制内。軟性コルセット装着下で離床開始となる。離床前の呼吸・循環は安定、不整脈はなかった。ヘッドアップから端座位になり5分経ったところで、動悸を訴えたが、意識は清明で手足の冷汗はない。このときの心電図モニター波形を図に示す。この後の離床継続の判断について正しいものを一つ選べ。

選択肢:

  1. QRS波の形に異常はないため、自覚症状がなければ離床の継続は可能である。
  2. 心室性不整脈であるため、離床の継続より治療を優先した。
  3. 150回/分を超える頻脈であるため、離床を止め頻脈の抑制を優先した。
  4. 心房細動であるため、心内血栓の確認が重要と考えた。
  5. この不整脈の原因は、鎮痛剤の副作用と考えられる。
 
 

【問題】遷延性意識障害(JSCⅡ-30)にて入院中の患者が誤嚥性肺炎を合併した。炎症所見は改善傾向だが、非常に喀痰が多い。呼吸状態改善のためのアプローチとして正しい組み合わせを1つ選べ。

選択肢:

a. 不顕性誤嚥を予防するため、背臥位の時間を極力減らすようにした
b. 持続的に換気量の増大をはかり排痰を促すため、徒手的呼吸介助手技を加えた
c. ヘッドアップ80度で口腔より流涎を認めたため、口腔内吸引を実施し、そのままの姿勢で呼吸状態の観察を継続した
d. 上部胸郭にラトリングを触知したため、呼気に合わせてゆっくりと胸郭に圧迫を加えた
e. ヘッドアップより前傾側臥位や腹臥位を優先して実施した

1.a,b 2.b,c 3.c,d 4.d,e 5.a,c

 
 

【問題】50代男性。細菌性髄膜炎にて入院。意識障害で発症し一般病棟で管理されていたが、痙攣重積発作のコントロールがつかずICUに入室。挿管・人工呼吸器管理となった。ミダゾラム・抗けいれん薬を投与し、人工呼吸器(Bipapモード)で管理されており、時々30~40秒の全身痙攣を起こすことがある。
この症例への離床の考え方・アセスメントにおいて、適切でないものを1つ選べ。

選択肢:

  1. 離床中に全身痙攣を起こしたので、側臥位にしてドクターコール後、酸素投与を開始した。
  2. 痙攣発作時には離床は禁忌だが、安静期間が長くなるとデコンディショニングのリスクもあるため、痙攣のコントロール状態を考慮して離床は試みるべき。
  3. 細菌性髄膜炎ではCRPの上昇を認めないことがある。
  4. ミダゾラムによる鎮静は浅いため、離床中は声掛けをしながら動作協力を促した。
  5. 意識障害による誤嚥性肺炎発症のリスクを考慮し、なるべくヘッドアップの時間を確保するよう努めた。
 
 

【問題】 82歳男性。併存疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)で2年前より在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)導入中。重症肺炎に伴う敗血症で入院し人工呼吸器管理となる。輸液とカテコラミンにより循環動態は安定。抗菌薬により感染のコントロールがついてきたため、本日より鎮静剤オフとなり、ウィーニングならびに離床開始の指示が出た。 この症例への離床介入において、適切でない組み合わせを1つ選べ。

選択肢:

a. はじめての自発呼吸トライアル(SBT:spontaneous breathing trial)中に離床を実施した
b. カテコラミン(塩酸ドパミン)投与中であったので、循環動態の悪化を懸念しカテコラミンが終了するまでは坐位にはしなかった
c. 過度な呼吸仕事量の増大をきたさないよう、1回換気量や呼吸数に着目して離床を進めた
d. 胸部レントゲン画像の所見では、昨日と比較し明らかな変化は認めなかったが、P/F比(動脈血酸素分圧/吸入気酸素濃度)が改善したので、呼吸状態は改善傾向にあると判断し負荷量アップを試みた
e. 離床に伴い一時的に呼吸困難感や呼吸数の増大を認めたため、少量頻繁の介入に努めた。更に数時間後や翌日の患者の状態を評価して総合的に離床への耐性を判断した

1.a,b 2.b,c 3.c,d 4.d,e 5.a,c

 
 

【問題】 脳梗塞急性期患者の離床を検討中である。脳循環自動調節能について正しいもの1つを選べ。

選択肢:

1.  自動調節能とは一定の頭蓋内圧を保つ機能の事をいう
2. 自動調節能が破綻した場合、血圧が高くなると、脳血流も上昇する
3. 自動調節能が破綻した場合に問題なのは血圧が低下した時の虚血のみである
4. 自動調節能は収縮期血圧50mmHg~150mmHgの時に脳血流が一定に保たれる
5. 自動調節能は拡張期血圧50mmHg~150mmHgの時に脳血流が一定に保たれる

 
 

【問題】離床後の循環状態のアセスメントとしてヘッドアップ80度で頸静脈を確認したところ、頸静脈の怒張を認めた。このとき原因として最も可能性が低いものを1つ選べ。

選択肢:

1. うっ血性心不全
2. 心タンポナーデ
3. 肝機能障害
4. 出血性ショック
5. 収縮性心膜炎

 
 

【問題】心不全で入院の80歳女性。外来で通院時は心房細動(AF)の既往があった患者。昨日まで心房性期外収縮(PAC)が2~3回/分で管理されている。利尿剤のコントロールにより尿量が増加して心不全改善傾向のため、本日より端座位の許可が出た。ヘッドアップ時の反応で、端座位を行うべきでないものを1つ選べ。

選択肢:

  1. 橈骨動脈を触診したところ、ヘッドアップ前と変わらず弱いながら拍動を認めた
  2. 胸式呼吸が腹式呼吸になった
  3. 心電図を見るとPACが4~5回/分出現していた
  4. 手足はやや冷感はあるも湿潤はなし、顔色に変化はなし
  5. ヘッドアップ時に問診すると、ふわふわするといった訴えと共に、軽い息切れを認めた