日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【臨床問題を解いてみよう】離床学会資格認定試験問題

毎年行われている、離床インストラクター・プレアドバイザー認定試験。今年度はWEBで2/23(木・祝)に開催されます。徹底的に臨床現場で必要な内容にこだわり、離床に必要な知識を問う設問で毎年多くの方が受験されます。本日は、その例題を出題。是非、解いてみてください。

【問題】
心不全で入院の80歳女性。外来で通院時は心房細動(AF)の既往があった患者。昨日まで心房性期外収縮(PAC)が2~3回/分で管理されている。利尿剤のコントロールにより尿量が増加して心不全改善傾向のため、本日より端座位の許可が出た。ヘッドアップ時の反応で、端座位を行うべきでないものを1つ選べ。
選択肢:

  1. 橈骨動脈を触診したところ、ヘッドアップ前と変わらず弱いながら拍動を認めた
  2. 胸式呼吸が腹式呼吸になった
  3. 心電図を見るとPACが4~5回/分出現していた
  4. 手足はやや冷感はあるも湿潤はなし、顔色に変化はなし
  5. ヘッドアップ時に問診すると、ふわふわするといった訴えと共に、軽い息切れを認めた

解答はこちら
https://www.rishou.org/pre-test-1#/

【今後の試験日程のご案内】
現在、願書を受け付けております、日本離床学会主催 離床インスタラクター・アドバイザー・プレアドバイザー認定試験は、オンラインで開催します。

【日程】
2023年2月23日(木・祝)10:00~11:45

【試験様式】
zoomとgoogle formを用いたWeb試験
※インターネット環境を使用し、Webカメラを通して試験を行います。

詳しい受験方法のスタイルについては下記のページをご覧ください。
https://www.rishou.org/shiken_2023#/

皆様からの出願を、心よりお待ちしております。