市民公開講座 川崎市「プロから学ぶ 寝たきり対策セミナー」開催レポート
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2021年5月29日川崎市のいこいの家御幸で、約2年ぶりの市民公開講座を行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響がある中にも関わらず、約30名の参加者が集まり、関心の高さが伺えました。講座は、会議室の換気、参加者の検温、アルコール消毒の徹底など、万全な感染症対策を講じて行われました。
今回は、市民向けの書籍、「医療現場のプロが教える 世界一わかりやすい入院の教科書」より、寝たきりの弊害と万が一入院した際の備えておくべきことについて、約1時間の内容で伝えました。
たった数日でも寝たきりになるリスクがあることや、手術後でもなるべく早く動く重要性が説明されると、入院経験がある方からは、「もっと早く知りたかった」と真剣に聞き入っていました。
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アンケートでは、わかりやすいプレゼンテーションが好評で、家族や知り合いにも聞いてもらいたいという声が多かったです。
また、疾患別(がん・脳卒中・整形疾患)の離床や具体的な運動についても、深く学びたいという意見もありました。
今後も「患者さんが自ら起きる文化」を築くために、多くの地域で開催できるよう、離床インストラクター、ファシリテーター、講師陣が一丸となって準備を進めていきます。