質問
変形性股関節症の痛みで、運動によって改善する痛みと、運動で改善が難しい痛みの見極めはどうすればいいですか?
回答
運動で改善できる痛みかの見極めは、レントゲンで評価するのがお勧めです。レントゲンで、CE角(Center-Edge Angle)と関節裂隙をみて、CE角が小さく、かつ、関節裂隙の狭小化がある場合は、運動での改善は難しいと考えます。
しかし、CE角が25度付近であり、さらに関節裂隙の狭小化が強く見られない場合は、運動で改善できる原因が痛みとなっている可能性を考えます。この場合には、股関節の可動域と合わせて、隣接する腰椎や仙腸関節の動きの評価・アプローチを検討しましょう。
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