日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

Q&A Vol.394 【天秤にかけることが大切!】真の意味での積極的な離床とは

質問

臨床では、なるべく積極的な離床を進めるべきでしょうか。

回答

前提は積極的な離床を進めるべきですが、アセスメントを吟味して進めるべきだと考えます。積極的離床は、言葉だけで捉えるとポジティブな印象を受けます。

しかし、一つ注意して欲しいのは、 ただ医師の処方があるからと、「何も診ず」、「何も考えず」、「何も注意しない」 というような離床はNGです。真の積極的離床とは、「考え抜かれた離床」のことです。情報(現病歴、既往歴、数々のアセスメント、検査データ等)から、選び抜いた真の項目を関連付け、患者さんが離床することのベネフィット(利点)とリスクのバランスを天秤にかけて常に考え、総合的に判断した離床のことが「積極的な離床」だと考えます。刻々と変化する患者さんの状態をアセスメントして、最善の判断をできるようにチームで話し合っていきましょう。

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