日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

Q&A Vol.258 【足背?後脛骨?】動脈触知に有用なのはどちらか

質問

足の血流をみるために、動脈触知が重要だとわかりました。触れる動脈を3つ紹介いただきましたが、全て触れない場合は異常なのでしょうか?

回答

回答者:曷川 元、他 日本離床学会 講師陣

結論をいうと、全て触れなくても異常ではありません。臨床でよく触れている足背動脈は、実は10%の割合で、正常でも触れないことがあるといわれています。

そこでお勧めは後脛骨動脈の触知です。後脛骨動脈は正常であればほぼ触れるので、足の血流評価に有用です。触れる場所は足関節内果のすぐ後ろで触れることができます(写真右)。

動脈がどうしても触れず、血流評価を正確に評価したい場合は、超音波検査やCTでの評価が行われることもあります。離床前にはまず、後脛骨動脈の触知を行ってみてください。