日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

患者さんとの情報共有

腰部脊柱管狭窄症の術後の方が「しびれも変わったか変わってないかわからない。家に帰っても不安だ」と悩んでいました。
医師からの説明を再度パンフレットや絵を描いて説明し、毎日歩けた距離を記録して情報を共有する事で、歩ける距離が延びてきている事に気がついていただけました。
退院日には「旅行にも行ける気がする。どこに行こうか」と嬉しそうに退院していかれました。
病気への理解や体の状況を、お互いの共通言語で共有する大切さを再確認できました。

文:離床推進ファシリテーター一般市民教育グループ