日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【小さな一歩が大事!】チーム連携に関するファシリテーターのつぶやき

多職種連携を図りたいと思っても、担当者がわからず困ることがあると思います。

そんな悩みの解決に役立つ、つぶやきを紹介します。

当院ではこれまでマンパワー不足などの理由に、担当ナース(以下;プライマリーナース)制をとっておらず、患者相談窓口が不明確な状況がありました。しかし、充実したチーム連携の必要性を感じたため、病棟師長と相談し、限定的にプライマリーナース制を始めてみました。離床の必要性が高い患者さん(人工呼吸器使用、褥瘡、肺炎など)に限定し、プライマリーナースを2名配置しました。すると、担当者が明確になることで声がかけやすくなり、コミュニケーションがスムーズになった!という声が続々と届くようになりました。

施設によってチーム連携の阻害因子は様々だと思いますが、諦めずにまずは小さな1歩から踏み出してみる事が大切だと思います。

文:離床推進ファシリテーター E-MAT部会

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是非、ご活用ください。