日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【制限に負けない工夫】コロナ禍でのながら離床

COVID-19の影響で、医療の場面も制限が多く悩むことがあると思います。

そんな悩みに解決に、参考となるつぶやきを紹介します。

コロナ禍でも工夫をすれば、患者さんの離床を支援し、能力を維持・向上させることはできます。

そこで今回は、コロナ禍でのながら離床を紹介!

例えば食事前、面会前後、検査前後に必ず、「流水・石鹸」を使用しての手洗いがお勧めです。手洗い動作は、患者さんの座位・立位バランス機能、上肢機能のトレーニングにつながり、生活のリズムを構築する一助となります。

また、面会が制限されている中でも、家族・友達‥大切な人と電話するために携帯電話コーナーへ行くことも、精神・認知機能とモチベーションの維持につながります。

患者さんの離床を促しつつ、感染対策やモチベーションアップができて一石二鳥だと思います。是非、試してみてください。

文:離床推進ファシリテーター 看護部会