
教科書通りに患者さんに指導しても、うまく伝わらないことは臨床であると思います。
そんな悩みの解決に役立つつぶやきを紹介します。
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先日、認知機能やモチベーション低下等があり、離床が順調に進まない患者さんがいました。
COVID-19の影響で面会も出来ず、刺激が少ない状況にあり、環境の変化に順応できない様子に悩んでいました。
そこで、パソコンやタブレットで動画サイトを使って、好きな演歌の映像を見ながら離床をしてみました。
すると、歌い出したり、手を使って踊り出したりと、それを楽しみに離床への受け入れが良くなりました。
入院という精神的、身体的ストレスが加わる環境を、少しでも緩和し楽しむことのできる工夫を考え、離床と絡めてみることも大切ですね!
文:離床推進ファシリテーター E-MAT部会
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