日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【着替えは患者さん主導で!】離床ファシリテーター看護グループからのつぶやき

日々繰り返される着替えのケア。忙しさから、ただのルーティン業務になっていませんか?

この着替えの主役は“患者さん”なので、患者さん主導で関わると、「ながら離床」につながります。

今日はどんな柄の服が良いですか?起きてみませんか?

これを考えてもらうだけでも、能動的な思考を使うので、認知機能に関わることができます。

上着を着る時は端座位に、ズボンを履く時は腰上げの協力動作や立位で実施する。

ベッドで寝ながら介助するより、ちょっとの工夫で筋力アップを促すことができます。

着替えの主役は“患者さん”、お互い気持ちよく着替えてみませんか?

文:離床推進ファシリテーター 看護部会