
ベッドサイドでも行えるADL練習の中に食事があります。
実はここがOTやSTの腕の見せ所。
入院した直後でまだ禁食中の状態でも、
OTやSTは食事開始になることを想定しながら介入を行います。
具体的には、
OTとしてメンタル面への評価・アプローチ、
食事のための上肢機能の評価と維持を中心に介入しています。
また、作業課題を通じて離床時間を拡大する役割も大切です。
いざ、食べようとして嚥下テストに問題が生じてから対応するより、
早期からOTやSTが入るほうが、食事開始がスムーズになると感じています。
食事が摂れるようになると状態が改善してきているバロメーターにもなり、
このことをご家族にお伝えすると大変喜ばれます。
そのためにも、チーム連携が重要になります。
離床が開始している患者さんがいて、
まだOTやSTが介入していなければぜひ声をかけて下さいね!
文:離床推進ファシリテーターリハビリテーション部会
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