日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【OT離床の見せ所】 作業療法部会からのツイート

ベッドサイドでも行えるADL練習の中に食事があります。

実はここがOTやSTの腕の見せ所。

入院した直後でまだ禁食中の状態でも、

OTやSTは食事開始になることを想定しながら介入を行います。

具体的には、

OTとしてメンタル面への評価・アプローチ、

食事のための上肢機能の評価と維持を中心に介入しています。

また、作業課題を通じて離床時間を拡大する役割も大切です。

いざ、食べようとして嚥下テストに問題が生じてから対応するより、

早期からOTやSTが入るほうが、食事開始がスムーズになると感じています。

食事が摂れるようになると状態が改善してきているバロメーターにもなり、

このことをご家族にお伝えすると大変喜ばれます。

そのためにも、チーム連携が重要になります。

離床が開始している患者さんがいて、

まだOTやSTが介入していなければぜひ声をかけて下さいね!

文:離床推進ファシリテーターリハビリテーション部会