日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

講演内容

抑制しないケア・リハを行う秘訣を伝授します!

抑制をゼロにするなんて無理!本当にそうでしょうか?しっかりアセスメントして抑制をしないケア・リハビリを実践することで、せん妄の減少やスタッフの精神面への負担軽減を実感できるのです。この講座では、講師が実践する抑制ゼロの超裏技を紹介し、抑制なしでもベッドからの転落も点滴の自己抜去もしない患者さんの安全を守るケア・リハビリを学びます。

※この講座および最新の栄養療法のポイントを半日で理解する講座(A-06)の2講座受講で、離床アドバイザー習得コースの理論コース1単位を取得できます。

【臨床の疑問を考えてみよう!】身体抑制を減らすにはどうすればよいか

<症例情報>
73歳男性 誤嚥性肺炎により挿管・人工呼吸器装着中、鎮静剤は終了しており、認知症はないが、軽い見当識障害とやや落ち着かず、挿管チューブに手を持っていく場面も時々あり。

Q. 上記の症例に対して、身体抑制なしのケアを実現するために、必要と思われる工夫を3つ以上挙げてみてください。

<ヒント>
患者さんの身体要因、スタッフ要因、環境要因に分けて考えることがポイントです。

<解答・解説>
患者要因
治療に重要な挿管チューブが入っていることを十分説明することや、疼痛や苦しいところがないかしっかりとアセスメントして、対応をすることなどが挙げられます。 ほか

スタッフ要因
24時間観察できる体制と整え、安全を確保できるようにすることや、身体抑制に対するスタッフ教育をすることが考えられます。 ほか

環境要因
人工呼吸器回路やモニター類を体動の邪魔にならないよう整理することで、機器に触れる機会を減らすこと。照明やモニターの光が眩しくないように工夫し、睡眠を邪魔しない環境の工夫が考えられます。 ほか