以前まで離床は、「なるべくやったほうが良い」というオススメというレベルでしたが、離床の効果を示すエビデンスが次々と報告されて、今は「必須のアプローチ」になりました。でも、必須のアプローチというのは、最先端の研究を行うような一部の施設のことで、実際の現場はどうでしょうか、まだまだ十分に離床が行えていない状況という施設もあり、その背景には、「何から始めてよいかわからない」「起こすと状態が変わりそうで怖い」という問題があることがわかってきました。そこで、そんな問題を解決すべく本講座が立ち上がりました。安全な離床に必要なエビデンスをおさえ、実際に現場にいる感覚で、呼吸・循環のデータを頼れる先輩と読み進めていく、リアリズムを追及した、ライヴ感のあるプレゼンで習得できます。離床の時の注意点についても、動画を使って解説するだけではなく、各施設で備えておくべき離床基準やプロトコルも明確に教えてくれます。この講座を受講すれば、リスク管理に必要な一通りの知識が身につきます。是非、離床ひと筋のベテランと一緒に学びましょう。
※急性期を軸に講義を進行しますが、回復期における離床に役立つ内容が多く含まれますので、奮ってご参加ください。
※この講座は離床アドバイザー習得コースの基礎単位2単位(実技・理論各1単位)を取得できます。
※シリーズで受講を希望される方は、下記リンクよりお申し込みください。