日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【痰の貯留をどう見抜くか】フィジカルアセスメントクイズ

来週開催される注目の新講座、「疾患別フィジカルアセスメント危険なサインを五感で見破るリスク管理の奥義~肺炎・敗血症・COPDのフィジカルアセスメント~」の講座内容から、フィジカルアセスメントクイズを共有します。

図にある所見のうち、所見があった場合に痰の貯留を推測するのに、確率の高いアセスメントを2つ挙げてください。わからないという方は、下記講座の適応有り!

解答は最後にあります。

7月30日(土) 10:00~16:00 ※2週間見逃し受講期間有り
疾患別フィジカルアセスメント 危険なサインを五感で見破るリスク管理の奥義~肺炎・敗血症・COPDのフィジカルアセスメント~
【講師】星野 晴彦 先生 堀江 淳 先生
https://www.rishou.org/seminar/theory/r179-2023#/

[フィジカルアセスメントクイズの解答例]

聴診でのコースクラックルとグラフィックモニター

聴診でのコースクラックルとグラフィックモニターでのノコギリ波形の、両方の所見がみられた場合は、約85%の確率で痰の貯留を疑うことができるという報告があります(文献1)。

文献1
J Guglielminotti et al. Bedside detection of retained tracheobronchial secretions in patients receiving mechanical ventilation: is it time for tracheal suctioning?. Chest. 2000 Oct;118(4):1095-9.