日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【チャレンジ!】画像クイズ2

突然ですが、心エコークイズを出題します。
心エコーの壁運動異常で、hypokinesis, akinesis, dyskinesis それぞれの異常における、離床の注意点を説明してください。

回答は最後をチェック!

[画像の判読と離床への活かし方を学びたい方は]
8月6日(土) 14:30~18:30 ※2週間見逃し受講期間有り
8月7日(日) 10:00~16:10
リハビリ・看護ケアに活かす 臨床画像判読講座
【講師】飯田 祥 先生 足立 拓也 先生
https://www.rishou.org/seminar/theory/r28-2022#/

皆様の申し込みを心よりお待ちしております。

〇心エコークイズの質問に関する回答

hypokinesis(低収縮), akinesis(無収縮), dyskinesis(奇異運動)は、いずれも心筋虚血のときに見られる壁運動異常で、hypokinesis(低収縮)が軽症、akinesi s(無収縮)中等症、dyskinesis(奇異運動)が重症です。akinesis(無収縮), dyskinesis(奇異運動)では、虚血の範囲が広いと予測されるため、積極的離床のリスクが高いと考えられます。hypokinesis(低収縮)では、mild と severeに分かれるので、離床の負荷は他のパラメータと合わせて検討する状態と考えられます。