
離床をすすめた患者さんが「めまい」を訴えています。
次のうち、緊急性が高いめまいはどれでしょうか。
1.ぐるぐる回るようなめまいで意識はハッキリしているが嘔気がある
2.ぐるぐる回るようなめまいでうまく言葉が出ない
3.ふわふわ浮くようなめまいで血圧は正常だが脈のリズムが不整
わからないという方は解説をチェック!
解説はこちら▼▼▼
緊急性が高いのは2と3です。
2はめまいによる聴覚症状以外に、言葉が出ないという失語を疑う症状があります。脳血管疾患を疑う症状のため、すぐに脳画像などの検査が必要と考えられます。
3のふわふわは浮動性めまいといって、心疾患・低血糖・貧血などでみられます。
血圧・脈拍の異常がなければ、低血糖や貧血が疑われますが、この事例では脈の不整を認めるため、心疾患が原因と考えられ、緊急性が高いと判断できます。
このように、「めまい」といっても、めまいの様子やそれに付随する症状から、様々な原因が予測できます。緊急性が高いめまいを見抜き、急変予測できるよう、離床のリスク管理能力を磨いておくことをお勧めします。
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