
突然ですが臨床での質問です。
Q.
「最近サルコペニアに似た、ダイナペニアという言葉を聞いたのですが、どんなものですか?サルコペニアとは違うのですか?」
皆さんは説明できますか?
自信がないという方は、解説をチェック!
解説はこちら▼▼▼
A,
まずサルコペニアとは、「筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下した状態」を指します。
質問のダイナペニアは、「筋肉量の減少はないのに、筋力が低下した状態」と定義されています。
両者は似ていますが、ダイナペニアは筋肉量に変化がない分、気づきにくいということで、サルコペニアより対策が遅れ、気がついたら介護状態に陥るリスクがあります。
臨床では、筋肉量だけではなく、握力や立ち上がり、歩行能力など、“筋力”をアセスメントすることが重要です。
ダイナペニアにも、是非、注目してみてください。