日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【この手があったか!】座りっぱなしの患者さんをアクティヴにするひと工夫

離床した後、車椅子に座って、ナースステーションにずっと座りっぱなしの患者さんがいます。この患者さんの活動をより引き出すために、患者さん一人でできる工夫を、あなたならいくつ挙げられますか?

普通であれば、座りながらできる作業やゲームを行うと思いますが、そこをひと工夫!

端座位や移乗動作の自立を目指し、「体幹機能」に着目したアプローチを行いましょう。あまり端座位が安定しない患者さんには、背中に円柱形のクッションを置くだけでOK。完全に寄り掛かれないので、いつも姿勢を安定させようと、患者さんが体幹をモジモジと動かし、自然と体幹の安定性と可動性が向上してきます。

人手がかからず、自然に患者さんの回復が図れるのでオススメです。是非、試してみて下さいね!