日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【仲間や新人さんを誘って参加しよう!】 ネット生中継臨床相談会

木曜の夜にオンラインで「離床臨床相談会」を開催しています。

一般公募された離床難渋症例について、約1時間行われる充実したカンファレンスです。

司会は、当会代表の曷川がつとめ、応募いただいた症例情報から、たくさんの人とのディスカッションが繰り広げられます。

ネット生中継の様子

是非、実際の質問に答えるネット生中継の様子をご覧ください。(こちらの動画は感染拡大前に収録されたインターネット生中継セミナーの内容です。)

※症例相談カンファレンスのコメンテーターは、個別の場所で中継しています。

症例相談カンファレンスの特徴

◯参加しやすい時間帯!              

20時から開催することで、家事や子供の寝かしつけを終えてから参加が可能!

◯質問をその場で聞ける              

カンファレンスの様子は、音声だけではなく、チャットを駆使して質問ができます。その場でわかりやすくアドバイスももらえます。

もちろん、相談者だけではなく、参加者からの質問もその場で回答します!

◯多職種・多分野のアドバイスがもらえる      

アドバイスは、看護師目線・リハ目線、さらには医師の目線まで多岐にわたり、満足いくこと間違い無し!!

さらに、離床のスペシャリストである当会講師陣も参加しています。

◯スマホからでも簡単に参加可能!         

参加は誰でも可能で、インターネットさえつながれば、自宅のパソコンでもスマホでも、気軽に参加することができます。

100人を超えるメンバーで行われる大規模カンファレンスは必見です!

アドバイスの内容はまとめられて、後日メーリングリストにて配信されます。

以下に、先日開催された相談会のアドバイスを掲載します。

【相談情報】

毎週木曜20時の無料アクティビティ臨床相談会。

先週はCOPDがあり慢性的に高二酸化炭素血症が続き、動作時の息切れも強く離床が進まない症例の相談でした。
息切れ・高二酸化炭素血症のときのリスク管理や離床の進め方や、「生きていても苦しい」という訴えに対して、医療者としてとるべき対応について熱いディスカッションがなされました。
その内容をレポートします。

○症例情報
診断名: COPD、慢性心不全、DM
簡単な経過:80代男性、食欲不振、呼吸困難でX日入院,X+8日PT開始、
X+27日包括病棟転棟。
包括病棟転棟に伴いPT担当変更。
V60抜去後、NIPへ移行したが呼吸苦あり1時間がやっと。PaCO2=90台が続いている。
食事摂取は良好、知的にも保たれている。

トイレ歩行できれば自宅退院、できなければ施設。
本人は生きる意欲を失っている状態で、「生きていても苦しいばかり」と訴えあり。

相談したいこと:
どこまで離床させていいのか?その際の注意点は?
慢性的に高CO2の方は日常生活上どのように注意するのか?
生きる意欲を失っている方へどのように声掛けしているのか?
どのような病態までコンディショニングを行い、どこから離床?医療スタッフ次第?

○どこまで離床させていいのか?その際の注意点は?
ここまでの経過で、急なPaCO2の上昇を認める症例では進めず、高めで落ち着いている症例では、医師と確認して進めるという意見が多かった。血液ガスデータを頻繁にチェックしていない場合は、フィジカルアセスメントでCO2の貯留を予測する方法も紹介があった。

○慢性的に高CO2の方は日常生活上どのように注意するのか?
息を吐きながら動作をするということ、徹底して指導を行うことを注意するべきだという意見が挙がった。また、COPD患者さんにありがちな動作パターンと、それに対する動作指導のコツも提示され参考になった。

○生きる意欲を失っている方へどのように声掛けしているのか?
共感して患者さんに寄り添うという意見が多い中、共感することで医療者が疲弊し、精神的にすり減ってしまうため、共感すべきではないという反対の声もあがった。

○まとめ
今回の相談会は医学的な対応だけでなく、死生観についてなど幅広いことも学べる相談会であった。

※上記コメントは、臨床相談会の参加者から挙がった意見であり、臨床で応用する場合には、各施設で十分ディスカッションし、適応を検討してください。

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今、困っている症例について、ベテラン講師陣からアドバイスがもらえる絶好のチャンス!

【参加方法】

離床症例相談会の案内は、当会のメーリングリストの招待メールから参加できます。

この症例検討は、これからの離床を担う新人の方にも、是非聞いていただきたい内容です。右記QRコードを共有していただき、カンファレンスへの参加をお勧めください。

【お友達・後輩の方をお誘い下さい】

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