木曜の夜にオンラインで「離床臨床相談会」を開催しています。
一般公募された離床難渋症例について、約1時間行われる充実したカンファレンスです。
司会は、当会代表の曷川を中心とした講師陣がつとめ、応募いただいた症例情報から、たくさんの人とのディスカッションが繰り広げられます。
※学会発表同様に施設または患者さんから必要許諾を得て相談しております。
今週の開催情報
臨床相談会は「離床時の急変をどうアセスメントすれば防げる?」をテーマに開催します。
患者さんの離床を進めていて、「あれ?いつもと様子が違う…」と思ったときに、
アセスメントから急変を早期に予測して、対策することが重要です。
そんな離床時の急変を疑う状態変化について、既に以下のように悩みが届いており、
参加者と講師陣でディスカッションしていきます。是非、ご参加ください。
[臨床相談会]
日時:4/18(木) 20時
開催時間:50~60分
講師:飯田 祥 先生 ほか日本離床学会講師陣
テーマ:離床時の急変をどうアセスメントすれば防げる?
・離床を進めたら心電図モニターのアラームが出現、どうすればいい?
・意識レベル低下?傾眠?せん妄?どう見分ければいい?
・呼吸状態が変化したときに離床を立ち止まるべきパラメータとは?
参加 Zoom ミーティング
https://us06web.zoom.us/j/83508264661?pwd=5hCz7vbZPYmqEhd3DEwunasf7zxViL.1
ミーティング ID: 835 0826 4661
パスコード: 613629
ネット生中継の様子
是非、実際の質問に答えるネット生中継の様子をご覧ください。
症例相談カンファレンスの特徴
◯参加しやすい時間帯!
20時から開催することで、家事や子供の寝かしつけを終えてから参加が可能!
◯質問をその場で聞ける
カンファレンスの様子は、音声だけではなく、チャットを駆使して質問ができます。その場でわかりやすくアドバイスももらえます。
もちろん、相談者だけではなく、参加者からの質問もその場で回答します!
◯多職種・多分野のアドバイスがもらえる
アドバイスは、看護師目線・リハ目線、さらには医師の目線まで多岐にわたり、満足いくこと間違い無し!!
さらに、離床のスペシャリストである当会講師陣も参加しています。
◯スマホからでも簡単に参加可能!
参加は誰でも可能で、インターネットさえつながれば、自宅のパソコンでもスマホでも、気軽に参加することができます。
100人を超えるメンバーで行われる大規模カンファレンスは必見です!
アドバイスの内容はまとめられて、後日メーリングリストにて配信されます。
先日開催された相談会のアドバイス
先週は「予後不良のICも状態安定傾向で離床可否に悩む症例」をテーマに、全身状態のアセスメントと、栄養の推移から離床可否を検討し、多職種とディスカッションするためのポイントについてアドバイスがありました。
まず、全身状態の把握では、膀胱タンポナーデの治療推移をベースに、凝固系のデータや腫瘍の合併など、リスクとなるデータをコメディカルとしても把握し、多職種と離床可否のディスカッションすることが必要という意見がありました。
栄養については、ゴールが自宅であれば、経口での量を増やしていくことを目指しつつ、急性期には静脈栄養でカロリー付加を検討するという意見や、栄養付加にあたっては、リフィーディング症候群に注意するべきというアドバイスもありました。
アセスメント情報、家族のニーズ、入院からの経過を踏まえると、1ヶ月など目安の期間を決めて、方針をチームで話し合うことで、離床の方向性が見えてくるのではないか、というアドバイスが多く聞かれました。
相談会のテーマを募集
今後も臨床相談会では、離床の頼れるお兄さんが、皆さんの臨床の疑問に寄り添い、参加者と解決に導きます。離床に悩む症例や、取り上げてほしいテーマがありましたら、下記フォームより応募ください。
【応募資格】
当日参加できる方
皆さんからの応募をお待ちしております。
相談フォーム
**************************
今、困っている症例について、ベテラン講師陣からアドバイスがもらえる絶好のチャンス!
【参加方法】
離床症例相談会の案内は、当会のメーリングリストの招待メールから参加できます。
この症例検討は、これからの離床を担う新人の方にも、是非聞いていただきたい内容です。右記QRコードを共有していただき、カンファレンスへの参加をお勧めください。
【お友達・後輩の方をお誘い下さい】
ネット生中継カンファ参加URLが届く