日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【今こそ動き出そう!】日本離床学会 新年のご挨拶

新年、明けまして、おめでとうございます。

新型コロナの波も過ぎ、各地でにぎわいが戻ってきていますが、私たち、医療従事者は、どこか慎重になるところがあり、「コロナ前のようには動けていない」という方も多いのではないでしょうか?

この数年で、周りとのコミュニケーション手段は大きく変わり、自施設や家にいながら、便利になんでもできる時代になりました。でも、外に出て、直接、人と会うことでしか、得られない経験もたくさんあるのも事実です。今こそ、動き出すときです。重い殻を破って、思い切って外に飛び出しましょう。

動き始めるのは、どこか、けだるく、思い切った決心が必要ですが、そこを超えれば、きっと大きく得るものがあるはずです。

今年、1年は、きっと飛躍の年になります。まずは、自分が「動く(Mobilize)」ことを目標にして、前向きな気持ちで患者さんに向かいましょう。

学会では、今年1年、しっかり離床を学ぶ、離床アドバイザー1年取得ゼミナールをはじめ、実技講座中心の現地対面講座の開催、また、新たに、医師部会主催の現地講座の開催や、有資格者と離床アドバイザー取得ゼミを対象にした、年間学習システム“離床パスポート”制度をスタートさせます。

日本離床学会は、いつも、あなたのチャレンジを応援しています。ねたきりゼロを目指して、共に“前へ”進んでいきましょう。

本年も、どうぞ、宜しくお願いいたします。

日本離床学会 会長
曷川元