日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【離床だけではダメ】急性期から作業療法が必要な理由

いよいよ3日後に「これまでの常識がガラリと変わる!急性期作業療法の実際」が開催されます。急性期に作業療法って必要なの?そもそもできることはあるの?という方のために、今回は「急性期作業療法の必要性」についてお伝えします。

急性期の患者さんは、身体的問題だけではなく、認知・精神的障害である集中治療後症候群(PICS)と呼ばれる後遺症によって、退院後も患者さんを苦しめることがわかってきています。このような問題が明らかになる中で、早期から離床を含めた介入が大切とわかっていながら、超急性期は、なかなか立位・歩行が行えない現状があります。

そこで、OTの出番です。OTは座位でADLアップを促すだけではなく、認知・精神機能へのアプローチを行うことが可能です。まさに“今”、OTは急性期に必要とされている職種なのです。

今週末開催の「これまでの常識がガラリと変わる!急性期作業療法の実際」では、これから急性期に関わる作業療法士に必要なアセスメント・アプローチの知識に加えて、急性期作業療法のエビデンス、脳卒中や脊髄損傷など疾患別作業療法の実際、多職種が作業療法を巻き込むための工夫まで1日に集約してポイントを習得することができます。是非、ご参加ください。

8月27日(日) 10:00~16:10 ※2週間見逃し受講期間有り
これまでの常識がガラリと変わる!急性期作業療法の実際 あなたの施設、OTの介入遅くないですか?
【講師】新名 大介 先生
https://www.rishou.org/seminar/theory/r184-2023#/