日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

早期離床リハビリテーションの理論と実践 クイズ5

ベッドエルゴメーターに関するクイズ

ベッドエルゴメーターを安全に活用するためには、適切な使用方法を理解し、患者の状態に応じた調整を行うことが重要です。特に、使用開始時や長期臥床後の患者に対しては、安全な負荷設定やモニタリングが求められます。以下の問題に挑戦して、ベッドエルゴメーターの活用ポイントを確認してみましょう。

Q. 急性期患者にベッド上エルゴメーターを実施する際のポイントとして正しいものを選びなさい。

選択肢:

  1. エルゴメーターの回転数は80回転/分を目安にする
  2. 負荷量は最初から10Wで開始し、5分ごとに負荷を漸増させる
  3. 自覚的運動強度はBorgスケールで12(ややきつい)以下を目標に設定する
  4. 頻度は1-2回/日を目安に行う

正解 4.
  • 頻度は1-2回/日を目安に行う
  • 1:エルゴメーターの回転数は 30回転/分程度を目安にペダルを漕ぐ

    2:負荷量:は3W から開始し、5分ごとに負荷を一段階漸増させる

    3:自覚的運動強度: Borg スケール13 (ややきつい) 以下を目標に設定する

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