日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【驚きの効果】急性期作業療法に関するエビデンス

早期離床は良好な予後をもたらすことは知られていますが、作業療法士(OT)の早期介入に焦点を当てた場合、具体的にどのような効果があるのでしょうか?そんなOTの早期介入の効果について、興味深い報告が届きました。

この研究では、外傷性脳損傷患者さん29名を対象に、OTの早期介入が在院日数や日常生活動作能力にどのような影響を及ぼすかを調査しています。OTの内容は、離床や上肢練習など身体的介入のほか、認知・ADL・IADLへの介入、看護師や家族への指導が行われました。その結果、OTの早期介入があった患者さんの在院日数は、対象群と比較して54日も短いことが分かりました。また平均FIMは、作業療法士の介入により、入院時21.8点から退院時67.7点へと有意な改善を認めたと報告されています。

作業療法士の介入は「一般病棟に転棟してから」、「離床が進んでから」という施設もあると思いますが、早期に作業療法が介入することが、重要だと感じる研究です。下記の原典では、具体的なOT介入内容を見ることができ、参考になります。是非、ご覧ください。

Omar Ibrahim Alkhawaldeh et al.Effect of an early occupational therapy intervention on length of stay in moderate and severe traumatic brain injury patients.Ir J Med Sci. 2022 Nov 15 : 1–7.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9663283/

この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。

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