日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【準備で7割決まる!】腹臥位ポジショニングの10のヒント

重症呼吸不全の予後改善に、効果が期待できる腹臥位ポジショニングですが、実際に臨床で実施するには、介助量の多さ、ルート類の管理など、大変ではありませんか?そんな腹臥位ポジショニングの事前準備と実施法について、わかりやすくまとまったレビューがカナダから届きました。

Parhar らは、先行研究やCOVID-19パンデミックでの臨床経験から、腹臥位をスタッフが安全で効果的に実施するためのポイントを10個にまとめています。そのポイントには、事前準備のチェックリスト、機器の準備、スタッフ配置、腹臥位の開始基準など、とても実践的な内容が掲載されています。

下記原典より、10個全てのポイントをみることができ、とても参考になります。是非、ご覧ください。

Ken Kuljit S Parhar et al. Prone positioning for ARDS patients-tips for preparation and use during the COVID-19 pandemic. Can J Anaesth. 2021 Apr;68(4):541-545.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7759020/

この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。

[腹臥位療法の動き方を学びたい方は]
4月16日(水) 19:00~21:00 ※2週間見逃し受講期間有り
臨床での動き方が確実に身に付く!人工呼吸器患者の早期離床 カテゴリー2 腹臥位編
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皆様の申し込みを心よりお待ちしております。