心不全患者さんのフィジカルアセスメントとして体重増加がありますが、体重増加は予後に影響するのでしょうか。
そんな心不全患者さんの体重変化と予後について、興味深い報告が届きました。この研究では、心不全患者さんの体重変化と院内死亡率の関連を調査しています。その結果、入院時からの体重が5 %以上減少または増加すると、院内死亡率が有意に増加したということです。心不全患者さんの患者さんでは、体重増加だけではなく、減りすぎにも注意が必要だと感じる研究です。
下記原典では、体重変化が大きい患者さんの特徴をみることができ、参考になります。是非、ご覧ください。
Masaaki Konishi et al. Association of weight change and in-hospital mortality in patients with repeated hospitalization for heart failure. J Cachexia Sarcopenia Muscle
. 2022 Dec 23.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jcsm.13170
この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。
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