【循環だけではダメ！心疾患患者さんの離床のポイント】
心疾患の患者さんの離床はリスクが高く、アセスメントに悩むことがあると思います。そんな心疾患患者さんの離床に参考となる報告がありました。この研究では、虚血性心疾患患者さんの離床や運動のパフォーマンスに、影響する要因を身体機能・精神機能から調査しています。その結果、うつや不安のある患者は、歩行距離が短いことがわかったというのです。虚血性心疾患患者さんの離床やADLアップには、循環機能だけではなく、精神機能のアセスメント・ケアも重要だと感じる研究です。
下記原典では、精神機能の実際の評価データと、離床の関連をみることができ、参考になります。是非、ご覧ください。
Maaya Sakamoto et al. Depression and Anxiety Are Associated with Physical Performance in Patients Undergoing Cardiac Rehabilitation. J Cardiovasc Dev Dis. 2022 Jan 11;9(1):21.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35050231/
この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。
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