皆様の臨床に役立つ、離床の最新トピックスをお届けいたします。
【実臨床は奥が深い】先週の臨床相談会レポート
先週の臨床相談会は、
「人工呼吸器患者さんの離床はどこまで・どうやって進める?」をテーマに開催されました。
自分一人しかいない状況であっても、医師の指示が出ていれば、
人工呼吸器装着患者さんの、離床は進められるというレクチャーがありました。
また、挿管と気管切開で、端座位のリスクが変わるというアドバイスもあり参考になりました。
人工呼吸器装着患者さんを離床する文化が根付いていない病棟や施設で、
成功体験を共有するためのベテランの工夫も紹介されました。
立位を進める際のモード・設定の工夫としては、
患者さんの呼吸のしやすさに応じて圧サポートを調整することや、
他にも設定を事前に変える工夫が挙がりました。
歩行を進める際の工夫は、人工呼吸器の機種によって、配管やバッテリーの違いがあるので、
動かしやすい機種であるか確認すること、人工呼吸器以外のラインを整理するなどがありました。
人工呼吸器装着患者さんの離床は有用だと言われてきていますが、
安全に実施するためには、機器の知識や患者さんのアセスメントが重要だと感じる相談会でした。
【臨床で使ってみよう!】息切れとリスク管理マニュアル新パート公開
公開された、離床マニュアル 第2弾 息切れとリスク管理マニュアル。
このマニュアルは毎週1パートずつ、当会ホームページで順次公開していきます。
今週は「在宅酸素療法導入に生じやすい問題点と対処法」です。
是非、臨床でご活用ください。
(ダウンロードは下記サイトからできます)
https://www.rishou.org/breathlessness#/
是非、1病棟に1冊置いていただきたいという想いで作成しました。
さらに、「先に全部読みたい!」という方のために、
全てのマニュアルを集約した、製本版を原価で販売します。
税込1100円(本体価格1000円)で、
数量は500冊限定、早い者勝ち!
ご希望の方は、下記URLよりお申し込み下さい。
https://www.rishou.org/breathlessness#/
このマニュアルが、皆様の臨床に役立つことを願っております。
【当会の資格制度・相談会が紹介されました】Webメディア”mikaru”のお役立ちコンテンツ
医療関係者向けのWebメディア『”mikaru”のお役立ちコンテンツ』で、
当会の資格制度・相談会が紹介されました。
分かりやすくまとめられていますので、是非、ご覧ください。
https://mikaru.jp/column/detail/130