
慢性腰痛で離床が進まないと悩むことはありませんか?そんな、慢性腰痛に関して興味深い報告が届きました。この研究では、慢性腰痛がある患者さんのMRI画像所見と、肥満の関連を調査しています。その結果、肥満女性は椎間板変性と傍脊柱筋の脂肪浸潤が有意に多いことがわかりました。肥満の改善が慢性腰痛の対策に重要だと感じる研究です。
下記原典では、上位腰椎と下位腰椎での障害の違いについて解説されていて参考になります。是非、ご覧ください。
Emel Ece Özcan-Ekşi et al. Obesity could be associated with poor paraspinal muscle quality at upper lumbar levels and degenerated spine at lower lumbar levels: Is this a domino effect? J Clin Neurosci
. 2021 Dec;94:120-127.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34863425/
この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。
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