SAMSUNG MEDICAL CENTER(サムスンメディカルセンター)訪問

IMG_3428.jpg2016年9月に韓国ソウルにあるサムスンメディカルセンターを日本離床研究会の曷川 元 理事長、飯田 祥 事務局長が訪問し、早期離床に関する意見交換会が行われました。サムスンメディカルセンターは約2000床ある地上20階建て、韓国内でも有数の最先端医療を担う急性期病院です。

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今回の意見交換会は、
・ICUにおける研究データ採集の方法について
・サムスンメディカルセンターMICU視察
・チームビルディングと教育システムについて
というテーマで行われました。

<ICUにおける情報管理について>

サムスンメディカルセンターMICUでは早期離床に関する論文発表も行っており、離床に関するアセスメントや介入の記録、患者状態など詳細に記録するシステムが整っていました。日本においても施設毎に情報は管理されていますが、離床に特化して情報を収集し、多施設で共有する方法などについて意見交換を行いました。

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MICUの概要を説明するDr Chi Ryang Chung(写真右)

<サムスンメディカルセンターMICU視察>

MICUでの離床は既にチームでの介入が進められており、PT,RN(呼吸ケア専門看護師),専属介助士の4〜5人で実際の離床を進めていました。PTは患者さんの身体サポート、看護師は周辺機器の管理、バイタルサインの確認などを行いスムーズな連携でした。ECMOや人工呼吸器装着患者さんでも、多職種でしっかりとリスク管理しながら、積極的に離床をすすめている様子を見ることができました。

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介入後は多職種で分担し、患者記録を詳細にデータベース化していました。

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韓国でも日本の施設同様、電子化された情報を共有をしている

<チームビルディングと教育システムについて>

韓国においては、サムスンメディカルセンターのような早期離床の取り組みや、チームアプローチをどのように広げ、教育していくのかが課題ということでした。日本の状況や当会の教育システムの紹介など、有意義な意見交換をすることができました。

私たちの訪問に時間を割いて下さったChi Ryang Chung 先生をはじめ、サムスンメディカルセン
ターの皆様、本当にありがとうございました。

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左からJin Hee Jung氏,Young Jun Ko氏,Chi Ryang Chung氏,曷川 元 氏,飯田 祥 氏

※全ての写真はサムスンメディカルセンターMICUに許可を得て使用しています。